マジメさんが辛い時、日常で行う対処法<慢性期編>
こんにちは 元気なエミです(o^―^o)
先日は、【マジメさんが辛い時、その場できる対処法<急性期編>】を書きました。
今日は日常で行う対処法<慢性期編>です。
文字数が多くなってしまったので、ですます調じゃなくしました。怖い人ではありません~(/ω\)
目次
これまでを振り返る
これまでかなり色々なものに手を付けてきた。
催眠療法やカウンセリング、リーディング、ワーク、講座、本。最近だとSNSでも切りがないくらい、心のお悩みに関する情報は溢れかえっている。
切口も多種多様で、その情報を得た時には「そうか!」と思うのだが、時間が経つと元の状態の自分に戻っていて、根本スッキリしない。同じ様な悩みが湧いたり、同じような残念な気持ちになったりで、これって生老病死(しょうろうびょうし)*1のように、避けては通れないものなのか。。ちなみに、後天的・心理的な苦しみとして、愛別離(あいべつり)、怨憎会(おんぞうえ)、求不得(ぐふとく)、五蘊盛(ごうんじょう)*2というものがあり、これらを足して八苦という。すると、ごうんじょうく なのかもしれない・・・
テクニックだったり、知識だったり、捉え方だったり、潜在意識の問題、インナーチャイルドがとか、大いなる存在と繋がるとか、ごちゃごちゃになって混とんとしていて、マジメさんとしては、グルグルグルグル、黒い渦が頭の中で回ってしまう。
のでまとめてみた。
辛くなる理由
そもそも、なんで辛くなるのかー。同じ出来事、事実でも、
捉え方が違うからというのはよく聞く話。
コップに入った半分のジュースを見た時、
「まだこんなにある♪」と思うか、「もうこれしかない( ノД`)」と思うか。
他人から「お腹ポッコリだねぇ」と言われた時、
「傷つくなぁ。嫌味な奴!!」と思うか、「俺のチャームポイント、分かってくれててさすが、長年の友だ」と思うか。
この捉え方の違いはどこから来るのかー。
思考の仕方、気分・意識・思い込み、その時の気分、もともとの個性。
元々の個性は変えられないが、自分はこういう人間だと思えば不要な自分責めをしなくて良いし、それを基に変化を起こすことはできそうだ。
そもそも、マジメさんは問題として取り上げやすい。
気分が良いと、生じる感情もイイ感じになる。
固定観念、思い込み。ここをどうにかするとか、しないとか、様々な方法がある。。
同じ感情が湧いたとしても思考の仕方によって行動は違ってくる。
出来事が行動になるまで
思いが現実を作るってよく耳にする。図にするとこんな順序で、
関係していると思う。
①出来事
⇩
②気分・意識・思い込み ↰
⇩ ↑
③感情 ↑
⇩ ↑
④思考 ↑
⇩ ↑
⑤行動 ↑
⇩ ↑
⑥結果・人生 →→ → ⤴
②気分・意識・思い込みから③色々な感情、④色々な思考が生まれ、⑤行動となり、⑥結果となる。それがまた②気分、意識、思いこみに影響していく。
そのままで放っておくと、辛いことはより辛く、楽しいことはより楽しく、増幅されていく。
方法
考えてみると、今までやってきたことは、②、④、⑤、気分・意識・思い込み、思考、行動を整える方法だった。整えるというのは自分にとって良い状態にすること!!
エニアグラム*3、マズローの欲求段階説*4、インナーチャイルド、AC(アダルトチルドレン)、HSP、リーディング、イド・エゴ・スーパーエゴ、投影、人生のしくみ、過去生、鏡の法則、守護霊、高次元の存在、チャネリング、投影、脳は現実と想像の区別がつかない、感情の90%は過去の記憶を思い出している、マイナス感情の大元は愛・関心であり、マイナス感情が多いのは愛が多い人である、他人の言葉は事実ではなく、その人の捉え方である、セルフイメージは周りの影響を取り入れて自分で作ったもの、そもそも存在するだけで役に立っている、自分はどうあっても守られ愛されている、
体への働きかけ(<応急手当編>を参照してね)、問題として取り上げない、先送りにする、自分に不必要なものは取り入れない、イメージ療法、満たされた記憶を作る、脳に勘違いを刷り込ませ続ける、セルフイメージを疑ってみる、エフィカシーを高く持つ、自分が好き、無心、夢中になれることをやる(楽器演奏、絵画、歌、踊る、ジョギング、散歩、ペットと遊ぶ、片付け、掃除、料理等)、今あるものに着眼する、レイキ*5、ホ・オポノポノ*6、潜在意識をかえる、ブロックを取り除く、シータヒーリング*7、カウンセリング、「失敗してしまった」を「私らしくない」に言い換える、「~すべき」から「~をすることができる」と言い換える、「自分を受け入れる」を「諦める」に言い換える、「失敗してしまった」を「私らしくない」に言い換える、大いなる存在(天使とか、神とか、宇宙とか、存在の根源とか)に委ねる等
方法が合っているかの判断基準
例えば、上司のパワハラが辛い時。「あんな言い方、人間としてあり得ない!メチャ傷ついた!」
→「なんだっていつもああなんだろ、あの時だって、あの時だって、、」×
→「今日は、映画三昧しちゃおう!」○ 今できる事でOK!
→「あんな言われ方をしたら、そうなるのも当たり前だよ」○
→「大丈夫、大丈夫、私は強いから、こんなのへっちゃら」×自己欺瞞、自己否定
→今度は気を付けてやろう○
→「あいつのいうことなんて気にしないんだから!」×本当の望みに近づかない
お分かりだろうか?
判断の基準はゴキゲンかどうか!である
ちなみに
仏教の基本的な考え方のキーワード
一切皆苦(いっさいかいく)―人生は思い通りにならない
諸行無常―(しょぎょうむじょう)すべてはうつり変わるもの
諸法無我―(しょほうむが)すべては繋がりの中で変化している
涅槃寂静―(ねはんじゃくじょう)仏になるために仏教が目指す"さとり"
安らかに生きるためには、「世の中には自分にとって都合のいいことばかりは起こらない」という現実を知り、そこから、こだわらないこと、偏った見方をしないこと、この世の全ては関係しあい、つながっているのだということを理解すること。。
悟りって、吾の心を知るってことで、生きている限り、続けるものなのね。。。
まとめ
- 精神的問題の解決策は今や諸説溢れている
- 辛さは捉え方の違いから生じる
- 捉え方の違いは、思考の仕方、気分・意識・思い込み、その時の気分、もともとの個性から生じる
- 出来事は気分・意識・思い込みを通じ、異なる感情を湧かせ、様々な思考に基づき行動となり、結果となる
- 巷で溢れる情報は気分・意識・思い込み、思考、行動を整える方法
- 整えるとは、自分にとって良い状態であり、ゴキゲンでいるかどうかが判断の目安
*1:仏教用語。先天的・肉体的な苦しみとして、「生まれること」「病むこと」「老いること」「死ぬこと」の4つの苦のことをいう。苦は「苦しみ」という意味ではなく「自分の思うようにならないこと」の意味で、生きている限りは避けることのできない、この世での人間の苦悩のこと
*2:愛別離苦は愛する者との別離、怨憎会苦は怨み憎んでいる者に会うこと、求不得苦は求める物が得られないこと。五蘊盛苦は四苦八苦の最後に説かれる総括的な教え。五蘊ー全ての物質を指す「色」、全ての感覚を指す「受」、心に浮かぶ像を指す「想」、全ての欲求を指す「行」、全ての意識を指す「識」から成り立ちつまり人間の肉体と精神が思うがままにならないことをいう。
*3:「人間は生まれながらに9つのタイプに分けられる」という幾何学図形をシンボルとした性格論。タイプ1:改革する人 タイプ2:助ける人 タイプ3:達成する人 タイプ4:個性を求める人 タイプ5:調べる人 タイプ6:信頼を求める人 タイプ7:熱中する人 タイプ8:挑戦する人 タイプ9:平和を好む人の9つに分類している。
*4:アメリカ合衆国の心理学者アブラハム・ハロルド・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し人間の基本的欲求を5段階の階層で理論化したもの。ピラミッド状の階層を成し、低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求を欲するとされる。生理的欲求、安全の欲求 、社会的欲求 / 所属と愛の欲求、承認(尊重)の欲求、自己実現の欲求がある。マズローが晩年に気付いたという6段階目として自己超越欲求がある。
*5:生命力の源となるエネルギー。大正時代、臼井甕男(うすいみかお)により創設された手当て療法、エネルギー療法の一種。日本伝統式レイキはヒーリング、願望成就に加え、深い安心感と悟り、至福を得るための自己鍛錬法を含む。
*6:ハワイに伝わる伝統的なセルフクリーニング(心を浄化する)法。毎秒立ち上がる潜在意識の中の過去の膨大な記憶の再生が人生に投影されるとし、過去の記憶を消去し神聖なる知能と一体化することで、人間本来のあるべき生き方ができるようになる。
*7:米国の直感代替医療療法士であり、自然療法士でもあるヴァイアナ・スタイバルが開発したヒーリング・テクニック。脳波をシータ派にして第7層にいる創造主と繋がるり、プラクティショナーが創造主に命じ癒しを起こす技法